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九谷直樹
経営者

九谷直樹

ナインバレー株式会社 / 代表取締役

”レドンド秋吉台の仕掛け人 九谷リーダーのマーケティング戦略”

                       

ナインバレー株式会社 代表取締役 九谷直樹氏
山口県の雄大な自然に抱かれた秋吉台の地にて、光のアート型グランピング施設「レドンド秋吉台」をプロデュースするナインバレー株式会社 代表取締役 九谷直樹氏。2022年にオープンした同施設は今年で3年目を迎え、山口県を代表する体験型宿泊スポットとして注目を集めている。

地域への参入と立地選定の背景
九谷リーダーは、広島・福岡・山口の3県で実施したマーケティングリサーチに基づき、約2,000名を対象に「思い出に残る旅行における許容移動時間」を調査。その結果、最も多くの人が「2時間半」と回答したことから、広島・福岡の両都市から約2時間半でアクセスできる秋吉台を選定した。 新型コロナウイルスの影響で地域の宿泊施設が営業を停止する中、滞在先を失った観光客の姿を目にし、グランピングという新しい宿泊形態に着目。地域の観光復興を見据え、「レドンド秋吉台」の構想をスタートさせた。

光のアート型グランピングという独自性
全国で急増するグランピング施設の中で、レドンド秋吉台が打ち出したのは「光のアート」との融合。夜になると幻想的な光の演出が場内を包み込み、宿泊そのものが“体験型アート”となる特別な空間を創り出している。 また、食体験にも強いこだわりを持ち、山口県産の牛・豚・鶏のブランド肉を使用したご当地バーベキューを提供。「きらめき牛」ステーキ、「むつみ豚」ソーセージ、「長州どり」もも焼きなど、地域の味覚を存分に楽しめる構成となっている。

ターゲット戦略と地域活性化への想い
山口県の人口約130万人に対し、広島県は約330万人、福岡県は約520万人。合わせて約930万人という巨大マーケットに向け、「山口県を体験してもらう旅」を提案している。 九谷リーダー自身は高知県出身ながら、美祢市の商店街に住居を構え、地域住民と共に歩む姿勢を貫いている。観光協会などと連携し、秋吉台エリアの新たな魅力創出と地域の活性化に尽力している。 山口県には、新幹線が5駅停車するなど、交通アクセスを含めた高いポテンシャルがあると九谷リーダーは語る。その可能性を最大限に活かし、今後も県外に向けて山口の魅力を発信し続ける。九谷氏の、地域の観光と経済をつなぐ新たな挑戦が続いている。

第3回:<br>第4回: - 11月1日〜11月15日<br>11月16日〜11月30日

出演動画

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